胃腸を強くする体質改善、漢方はどう?

「漢方薬」という言葉を耳にすることはあると思いますが、実際にそれが何なのかご存知でしょうか?
実は、漢方では「胃は元気の源」と言われています。
つまり、胃が弱いと栄養の吸収が良く行われないことになり、体が弱り、免疫低下。
結果として病気になりやすいという原理です。
従って漢方は、胃腸を強くする体質改善におけるエキスパートだとも言えるでしょう。

~○~○~ 漢方薬とは ~○~○~

漢方薬は、中国の古典を基本としています。
人間の体に本来備わっている自然治癒力を強化したり、バランスを整えることで病気を治すというもの。
まさに、体質改善ですよね。

漢方薬は複数の天然生薬を組みあわせて処方されます。
従って、ひとつの処方で複数の症状に効果があるだけではなく、効果をアップする組み合わせや、副作用を緩和する組み合わせもよく考えられているのです。

~○~○~ 漢方が向いている人、向いていない人 ~○~○~

まず、胃がんなど、病院で重症と判断される患者さんには漢方をお勧めできません。
実際、漢方薬局に行ったとしても病院を紹介されることでしょう。

一方で、生まれつきの胃腸虚弱や、冷えによる胃の問題、ガンコな便秘を伴う胃炎などには漢方が合っていると言えます。
期間は2~3か月(子どもの場合は半年程度)かかりますが、副作用が少なく、体質改善後に同じ問題に悩まされることが少なくなります。

~○~○~ 漢方薬の処方の仕方 ~○~○~

漢方では、患者さんの自覚症状、体質、体力などから総合的に判断して、一番合った薬を処方します。
診断の仕方も総合的。
一般的なお医者さんがするような診断に加えて、舌の色やニオイなども重要な判断基準になります。
つまり、同じ症状であっても患者さんごとに処方される漢方薬が異なることがあるわけです。

~○~○~ 漢方薬を手に入れる場所 ~○~○~

まず、大きな総合病院では漢方の専門医がいる場合もあります。
そういった病院には大抵医療相談員もいて、費用面などでアドバイスをくれることも。
大抵は病院のウェブサイトでチェックできます。

また、薬局では処方箋なしで買える漢方薬も色々あります。
何カ月もかけてお付き合いすることになる薬局ですので、人づてで「良い」と聞いている場所へ行くのが一番。
自己判断せずに必ず薬剤師さんに相談してどの漢方薬を使うか決めましょう。
例えば「人参湯」という漢方薬が胃の冷えや胃痛などに一般的に使われると知っていたとしても、「人参湯ください!」と指定するのはやめましょう。
ご自分の体質に合った、もっと良い漢方薬があるかも知れませんよね。

~○~○~ 漢方治療の費用 ~○~○~

漢方薬は、健康保険が適用できるものも意外と多くなっています。
大体ですが、最初の一カ月で1.5万~2万円程度。
その後は体の調子によって処方頻度も違うと思いますが、2万円弱ぐらい見ると良いでしょう。
胃腸の病気になる度にお医者さんにかかって薬を処方してもらうことを考えると、これだけの予算で体質改善ができるのならお得とも思えそう。

「現代に中国古典の知恵?」と人によっては笑い飛ばしてしまいそうな、漢方。
でも、効果を実感する人が増えて、ひそかに注目をあつめているのも確かなのです。
胃腸の悩みに、漢方で「医者いらず」を目指すのも良い手段だと言えるでしょう。

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